株式会社煌丈のメイン業務です。
軌道工事とは、線路の保守・メンテナンスを行う工事のことです。
列車が毎日、安全・快適に運行するためには欠かせない、とても重要な作業です。
作業のほとんどは最終列車から始発列車までの間、深夜に実施されます。
線路の隅々まで点検補修し、安心・安全な輸送の裏方を担っています。
レールとは、列車を円滑に走らせるために敷く鋼材です。列車が走る際に鳴る「ガタンゴトン」という音は、このレールとレールの継ぎ目を鉄道が通過する時に鳴っています。
レールは車輪と接触することで摩擦・傷ができ、列車の振動・乗り心地の悪化につながります。レールを交換することで快適な乗り心地を取り戻します。
枕木とは、レールの下に敷かれている木製あるいはコンクリート製の材料です。レールの間隔を一定に保つことと同時に、車両の重さや地面にかかる負荷を分散させる役割を担っています。
経年での劣化や腐食・破損などが起こるため、定期的に交換作業が必要となります。
道床とは、枕木の下に入れる砂利や砕石などのことです。枕木に伝わる車両の重さや負荷を、広く・均等に分散させる効果があります。
石そのものが削れたり、道床自体が沈んでしまい枕木を支えきれなくなってしまうと、レールのゆがみが生じます。
レールの高さの狂いや歪みなどを直すため、道床も定期的に交換します。
軌道工事以外の一般的な土木工事も請け負っています。